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Sipper Sackについて

Sipper Sackは使い捨ての滅菌プラスチック袋で、動物ケージ内での飲料水供給を簡単かつ衛生的に行うためのシステムです。使い捨ての袋に再利用可能な飲用バルブを取り付けて使用します。

本製品について、お客様から頂くよくあるご質問に回答します。

Sipper Sackはどのようなところで使用されていますか？

多くの動物飼育施設では、実験動物への給水手段として自動給水システムや給水ビンが使用されています。しかし、これらのシステムの初期導入には莫大な投資が必要です。一方、Sipper Sackを使用する場合、使い捨てであるため給水ビンのような洗浄・滅菌システムは不要です。また、水の充填も簡単に行うことができます。このため、小規模から中規模の飼育室や、洗浄・滅菌設備を持たない飼育施設に最適な選択肢となります。Sipper Sackは、簡便さとコスト効率の高さを兼ね備えた給水ソリューションです。

バルブも袋も使い捨てですか？

バルブは洗浄・滅菌をして再利用可能です。袋は1度限りの使い捨てです。

使い捨ての袋は何枚単位で販売されていますか？

100枚入り1パックで滅菌梱包されています。100枚単位で購入できますが、24パックの2,400枚での購入もできます。

滅菌されていますか？

バッグはエチレンオキシドで滅菌されています。

本体の大きさは？

幅 ：216 mm

奥行き: 387 mm

高さ: 400 mm

重さ：約10ｋｇ

バッグの容量は

450mLの水を充填できます。最大で550mLまで充填できます。

450mL充填するのどれくらい時間がかかりますか？

充填する水の水圧に依存しますが、0.1MPaであれば、18秒、0.021MPaであれば45秒で完了します。

使用条件はありますか？

Sipper Sackへ供給する水の水圧と流量の条件があります。0.021～0.1MPaの水圧、1.8L/分の流速が必要です。電源は100～240VAC±10%、単相、50/60Hz 300-150mAです。

袋は動物にかじられませんか？

かじり防止用にプラスチック製及びＳＵＳ製のライナーを別途用意しています。

全自動ですか？

水の充填は自動ですが、袋を本体にセットする作業と、水が充填された袋を取り出す作業は手作業です。

価格はいくらですか？

Avidity Scienceの営業担当者からご連絡を差し上げます。