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Biomedical Research

実験動物関連事業

Avidity Science

Filtration & Treatment

ろ過・処理

 

汚染された水は実験室の活動や研究成果に悪影響を及ぼす可能性があります。ライフサイエンスや分析を行う研究室では、使用する水が常に最高品質であることに確信を持つことが不可欠です。このためのろ過技術として、逆浸透、蒸留、超濾過、微濾過、粒子ろ過などがあります。

純水や超純水が必要な場合でも、私たちの実験室用水浄化システムはあらゆる厳しい要求に応えます。製薬業界、臨床研究、学術研究、産業分野、政府機関など、幅広い研究者のために設計されたこのシステムとサービスをぜひご確認ください。

Water Treatment

クリーンな給水システムの鍵 :

どうすれば一年中、常に高品質の飲料水を実験室に提供できるかというと、その秘訣は逆浸透を使った前処理ろ過と後処理の消毒の組み合わせにあります。Avidity Science® Ultrafilter Water Purification Systemは、研究目的にクリーンでろ過された水を提供する独立型ユニットです。Avidity Scienceの水処理製品は、供給水中の汚染物質を取り除き、その後の工程で発生する可能性のある汚染物質も殺菌することで、信頼できる水質を保証します。

 

概要:

超濾過は、粒子をろ過する方法と逆浸透の中間レベルの浄化を行い、ウイルスや細菌は取り除きますが、必要なミネラルは残します。このシステムは、0.01μmまでの非常に小さな汚染物質を除去することができます。もっと高い純度の水が必要な場合は、Ultrafilterを逆浸透装置と一緒に使うことができます。これにより、逆浸透膜が保護され、逆浸透の効率が上がり、運用コストが削減されます。

また、Avidity Scienceの水処理の選択肢の一つであるChlorine Injector Station(CIS)は、自動給水システム全体で2〜3ppmの推奨される塩素濃度を保持します。これにより、多くの病原性細菌やウイルスが効果的に殺菌されます。

 

利点:

  • 水処理製品により、高純度水システムでの微生物の量を効果的に抑えることができます。
  • Avidity ScienceのUltrafilterは、供給される水から99.99%以上のウイルスと細菌を除去し、より安全で清潔な水を実現します。
  • Ultrafilterの自動洗浄システムにより、運用コストやメンテナンスの手間が削減されます。
  • コンパクトな設計のUltrafilterユニットは、新しいシステムや既存の給水システムにも簡単に取り付けられます。
  • 超濾過と水処理を併用することで、水質管理の効果と安定性がさらに高まります。

 

詳細情報:

水質の重要性は決して軽視できません。

Avidity Scienceは、動物研究施設用に特別に開発されたカスタムメイドの水質テストパッケージを提供するために、認定された試験機関と連携しています。このテストでは、米国環境保護庁(EPA)が定める安全な飲料水の基準と比較して、色で分かりやすく表示された結果を提供します。これにより、施設の水質を改善するための具体的なアドバイスが得られます。

 

前処理:

Avidity Scienceでは、逆浸透(RO)膜処理に先立って行う給水の前処理として、いくつかの選択肢を提供しています。これらの前処理の目的は、逆浸透膜の寿命を延ばし、システム全体の安定性と長期的な運用を保つことにあります。提供される前処理オプションには、カーボンフィルターによるろ過、塩素処理、pHの調整、オンラインフィルターが含まれます。どの前処理を選ぶかは、給水源の水質や使用する膜の種類によって決まります。

 

ROユニット:

このシステムの核心部分は逆浸透(RO)膜です。前処理された水はこの膜を通過させられ、そこで純水と、元の水に含まれていた大半の汚染物質を含む濃縮水に分けられます。RO装置を通過した純水は、貯水タンクへと移され、そこから動物への給水に利用されます。このプロセスを通じて、システムは水の生成と純水の品質を常に監視し、貯水タンクに供給される水が最上の品質であることを確認します。

 

後塩素処理:

逆浸透膜に水が入る前には塩素を取り除く必要がありますが、貯水タンクで細菌が増殖するのを防ぐために、水の最終処理として塩素を加えることがあります。この純水には最大で10ppm(部分毎百万)まで塩素が加えられることがありますが、Avidity Scienceでは2〜3ppmの範囲での塩素処理を推奨しています。この塩素処理は、塩素注入ポンプと希釈された漂白剤を含むソリューションタンクを用いて行われます。貯水タンクへ水が流れ込む際に、この塩素注入ポンプが自動で作動します。この後の塩素は、純水の出口から貯水タンクの入口に向かう途中で加えられます。

 

貯蔵と分配:

ろ過された純水は密閉された貯水タンクに移され、そこで保管された後、飼育室に供給されます。これらのタンクは約341リットルから約5678リットルまでのさまざまなサイズがあり、施設での水の使用状況に応じて、時には複数のタンクが一つのROシステムに接続されることもあります。また、システムには2つの配送ポンプが備えられており、これらは貯蔵された水を施設全体に均等に分配するために水圧を再調整します。

システムの導入をご検討のお客様には、データシートを御用意しています。

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