シールド・バルブの洗浄と滅菌について
シールド・バルブを効果的に洗浄・滅菌する方法をご案内します
1.洗浄
- マニフォールドから取り外します
- 専用のトレイに収納します
- 洗浄プロセスは、最低82℃の最終リンスサイクルを3分間以上行ってください
- 塩素を用いる場合は、塩素レベルは20ppmを越えないようにして下さい。また、塩素にさらされる時間は30~45分を越えないようにして下さい
2.専用トレイ
専用トレイを使用する事で、
- バルブの上下から効率良く洗浄ができます
- バルブと洗浄剤の過度な接触を防ぐことができます
- バルブが密集することによる熱を防ぐことができます
- バルブ同士の接触による損傷を防ぐことができます
3.滅菌
- 低温滅菌剤(化学滅菌剤、液体滅菌剤)を用いる場合は、清潔な滅菌布等でバルブを拭きます
- その後、純水で湿らせた滅菌布等でバルブに残った残留物を取り除きます
- オートクレーブをする場合は、バルブ内部のOリングやダイヤフラムの変形を防ぐため、温度は149℃を越えてはならず、-0.05MPa以下では行わないでください
4.保管
- 0℃以上の環境で保管して下さい。これ以下の温度で保管すると、バルブの材質や機能に影響を与える可能性があります
- 乾燥した状態で保管して下さい。バルブに残留水があると、バクテリアやその他の微生物が増殖する可能性があります
- 収納本数:88本
- 外観サイズ:137 x 194 x 100mm
- 型番:4500-1040-200
- 収納本数:176 本
- 外観サイズ:138 x 353 x 100mm
- 型番:4500-1040-220
(From Avidity Science Newsletter No. 2 issued on July 3, 2023)
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